四万十町・窪川地区は朝晩の寒暖の差が激しく、朝霧や夜露が深く立ち込めるため、美味しいお米の穫れる「土佐の米どころ」として古くから知られて来ました。

旧・窪川町は藩政時代に仁井田郷と呼ばれていたところから、現在まで『仁井田米』として高知を代表するブランド米となっています。 

特におすすめしたいのがこちらの香り米30%入りのブレンド。このお米は炊飯器で炊き上がっている時から実に良い香りが立ちのぼり、大いに食欲をそそります。

仁井田米の強みの一つは、ご飯が冷めてからも美味しいこと。私は子供の頃から仁井田米の冷やご飯の美味しさを噛みしめて育ちました。おにぎり、おむすびが美味しいのはもちろんのこと、えんどうご飯や松茸ご飯のような炊き込みご飯の場合も、冷めてからの方が甘みが増し、あえてレンジで温め直さない方がこのお米の美味しさが感じられるほど。

もちろん炊きたてアツアツの香りも格別で、おかずがなくても食がすすむ「おかず要らず」のお米としても有名です。

旧窪川町の生産者さんが丹精込めて育てた自慢の仁井田米を是非ともご賞味くださいませ。